VOICE / LESSON 02

歌う時の呼吸は胸式、腹式どっちがいいの?それぞれのメリットデメリット(歌唱時の呼吸法Vol2)

Written by Seiya Matsushita · Pivo Music School

今回は歌唱時の呼吸法Vo2ということで、胸式呼吸と腹式呼吸の違いと、さらにどちらが歌唱時に適しているのかを解説したいと思います。

まずは胸式呼吸と腹式呼吸の違いについてお話していきます。
よく、"腹式呼吸はお腹に息を入れる"なんて話を聞きますが、実際にお腹に息が入ることはありません!
人間が空気を入れるのは胸式であろうが腹式であろうが、肺です。

では何故名前が違うのかというと、息を吸い込む際に使う部位が違います。
それでは、それぞれの呼吸の特徴を見ていきましょう!

胸式呼吸

息を吸い込む際に"横隔膜筋肉"よりも"あばら骨"を使用する呼吸法!

腹式呼吸

息を吸い込む際に横隔膜を下げて腹部と脇腹が膨らみながら息を吐き出す呼吸法!

いかがでしょうか!
さらに分かりやすく言うと胸式呼吸は走ったりして息が上がった際に使用するもので、腹式呼吸は睡眠時や寝っ転がっている時などリラックスしてい時に使用していることが多いです。

普段は無意識に使い分けているわけですが、歌唱の際は意識的に呼吸を使い分けていかなければなりません。
さて歌唱時にはどちらの呼吸法を使うべきなのか、それぞれの呼吸法の特徴を取り上げながら解説していきます。

結論から申し上げますと、歌唱時は腹式呼吸を使用することをお勧めいたします!
ただ、諸説あり胸式呼吸と腹式呼吸を同時に行うのが良いという意見もあります。
が、どちらにしてもメインとして使用するのは腹式呼吸です。
どちらにせよ、意識して同時にどちらも使用すると言うのは難儀です。
ここでは初心者の方を対象としておりますので、シンプルに腹式呼吸一本で解説していきます。

歌唱時に腹式呼吸の使用をお勧めする理由!

❶多くの息を取り入れやすい
❷吐く息の量のコントロールがしやすい
❸咽頭の位置を下げて共鳴腔を長く確保できる
❹身体に無駄な力が入りにくく筋肉の緊張をほぐしやすい

このような利点がございます!
反対に胸式呼吸の場合は

歌唱時に胸式呼吸を使用するデメリット

❶多くの息を取り入れにくい
❷吐く息の量をコントロールしにくい
❸咽頭の位置が上昇し声帯接触が円滑に行えず声と音色が弱くなる
❹共鳴腔が短くなり響きが弱くなる

今回は歌唱時を目的とした呼吸法の解説の為、胸式呼吸のデメリットが目立ちますが、走った直後など体内から酸素が不足しているときに素早く呼吸を行う際などには腹式呼吸よりも胸式呼吸の方が適しています。

上記の情報を踏まえ、歌唱時には腹式呼吸が重要であることをご理解いただけたのではないでしょうか!

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